ロタウイルスワクチン
2023.08.30
ロタウイルスは毎年冬から春にかけて流行する胃腸炎の原因となるウイルスです。感染力が強く、保育園・幼稚園で流行することもたびたびあります。特に乳児がかかると脱水症になり入院が必要になることもあります。まれですが、なかにはけいれんや脳症などの後遺症を残す合併症を起こすお子さんもいます。
ロタウイルス胃腸炎にかかるのを防いだり、重症化するのを防いだりするのがロタウイルスワクチンです。ロタウイルスワクチンにはロタリックスとロタテックの2種類があり、口から飲むタイプの液体のワクチンです。
ロタウイルスには様々な種類(血清型)がありますが、ロタテックはG1P[8]、G2P[4]、G3P[8]、G4P[8]、G9P[8]の5つの血清型に対応しています(5価ワクチン)。ロタリックスはG1P[8]という最も流行し、重症化しやすい型に対応しています(1価ワクチン)が、交差免疫という作用によりロタテックと同じの範囲でロタウイルス胃腸炎をカバーできます。臨床的なロタウイルス胃腸炎の予防効果は両者ともかわりません。ロタリックスは2回、ロタテックは3回の接種が必要ですが、他のワクチンと同時接種することが多いため、来院回数は変わりません。
接種日の10日前からWEB予約が可能になります。